2017年に読んだ本ベスト3
1.サピエンス全史 (上下巻)
人類が進化とともに何(というか概念や虚構)を生み出してきたのか、それが現代にどのように続いているのか、ホモサピエンスの誕生から順に紐解いていく。とにかく面白く一気に読める。ベストセラーになったのもわかります。教養として読んでおいた方が良い本だと思う。
サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福
- 作者: ユヴァル・ノア・ハラリ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: Kindle版
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サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福
- 作者: ユヴァル・ノア・ハラリ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: Kindle版
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2.スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?
確か、為末大さんがツイッターで紹介(違うかもしれないが)していて興味を持ち読んでみたスポーツ科学に関する本。
陸上の短距離で圧倒的な結果を出しているジャマイカ勢、長距離界を席巻しているケニア勢、彼らは何故強いのか?そのルーツは何なのかという話を中心に、遺伝的なもの環境的なもの、様々な要因を調べ紐解いていく。
スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学 (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: デイヴィッドエプスタイン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/07/15
- メディア: Kindle版
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3.目の見えない人は世界をどうみているのか
これは確か、東大の暦本教授がツイッターで薦めていて読んだ気がする。
目から鱗の連続で、本が付箋だらけになった。
Wiredによる著者インタビュー
伊藤亜紗さんと、中途失明の全盲者である難波創太さんの連載「身体を巡る冒険」
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2017年のベスト3と言っていながら、2017年に発行された本がないですね。もっと最新の本も読まないと。。。
NHL観戦
ボストンは、総じて、文理芸術すべてのトップクラスがコンパクトに収まっている。北米4大プロスポーツすべてにおけるチームが本拠地を構えているという点でも、とても効率よくあらゆるジャンルのトップレベルと接触できる街であると思う。
そんなわけで、米4大プロスポーツの一つであるNHLアイスホッケーを見に行った。昔、札幌のテレビでは日本リーグほとんど全試合を放映していた気がする。アイスホッケーは極めて日常的な風景だったのだ。しかしながら、本州の人から見るとアイスホッケー?見たことないってのが当たり前らしい。
それはともかく、他の大学の先生方、学生さんたちと8名でボストン・ブルーインズの試合を見に行った。結論から言うととても楽しい。写真の通りのかなり上の席だったが、全体が見渡せ、それでいて激しいチェックの音は聞こえてくるので十分である。
NBAの試合は2回ほど見に行ったことがあるが、今回はバスケットボールと同じスタジアム(TDガーデン)を使っているせいか、観戦(応援?)の様式も全く同じである。プレーが切れた時に音楽を激しく鳴らして客席をモニタに写して盛り上げる。ああ、アメリカのスポーツだなぁと思う。
今回、入場するまでが大変だった。結論として、可能な限り手ぶらで行くことをお勧めする。他のスタジアムで荷物を預けさせられた経験はあるが、今回はバックパックを持っている人は一切入場不可。ラップトップPCも持ち込み不可。ただ、女性の持っている小ぶりのバッグ程度は大丈夫だった。小型のタブレットもちょっと確認されたが、まあいいよと通してもらっていた。
バックパックを持っていいた学生さんがこのままでは入れないということで、なんとか預けられる場所を探すことになったのだが、誰に聞いてもみんな適当なことばかり言うので大変なたらいまわしになった。最終的には駅のインフォメーションのおねえさんのいうことが正しく、駅(ボストン北駅)通りの向こうの赤いネオンの酒屋さん(North Station Liquors)が一つ10ドルで預かってくれるとのこと。ちょっと雑然とした店なので心配だったのだが、この店はこの手の問い合わせをよくこなしているようで、引き換えチケットも用意してくれており、多少信用できそうだ(実際中身が抜かれたとかはなかったようだ)。
あと、スタジアム内で酒を購入するのにIDの提示を求められて困った。パスポートを持っていた他大の先生に代わりに買ってもらったが注意が必要である。自分的にはこっちの方が重要事項。スタジアムで酒飲めないて。。。