imash の日記

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シルクロード・アンサンブル

映画「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」(原題:The Music of Strangers)を見た。

ヨーヨー・マシルクロードアンサンブルには世界中の様々なジャンルの著名音楽家が集まっている。彼らは、イランやシリアのような紛争地域の出身だったり、子供のころ中国で文化大革命を経験していたり、様々な経験、葛藤、思いを抱えながら活動を続けている。自分の音楽とは何なのか、なぜ音楽をやるのか、音楽に何ができるのか、「音楽の力で文化を進化させ世界を変える」。彼らの言葉は、3・11後の日本で活動する我々にも、共通する部分も多く、重く、深く、響く。

NHKが新・シルクロードを放映した時に、このアンサンブルがテーマ曲、挿入曲を作り上げるまでのドキュメンタリーを特集として放映していて、そのセッション、曲作り、アンサンブルにすごくあこがれたのを覚えている。ああ、俺のやりたいのは(音楽に限らず)アンサンブルなんだなぁ、と強く思ったものだ。@Bunkamura

沈黙

沈黙ーサイレンスーを見た。マーティン・スコセッシ監督の映画は「ヒューゴの不思議な発明」以来だが、全然違う種類の傑作。日本の映画界では作られなくなった本格時代劇を見れた。フェレイラの言う「キリスト教は日本にきて得体の知らないものに変わった。彼らの信じているものはもはやキリスト教ではないのだ。」というのはある意味正しいだろう(それは仏教にも全くそのまま当てはまるが)。苦しみから人々を救うはずの宗教が人々を苦しめるという状況に正常な人間であるなら逆らわずにいることはできない。「あなたは自分をイエスに重ね合わせているから、それはいい。でもあの人たちはどうだ?イエスが何かも理解できていないあの人たちはなぜ苦しまねばならない?」(うろ覚え)@新宿ピカデリー

稀勢の里優勝

盛り上がるというよりは、静かに見守った、見守りたかった。

それくらい、ながいながい道のりだったと思う。

優勝が決まった直後と優勝インタビューで流れた涙は美しかった。

美しいものを見れて、私は満足です。

今日は、それ以上、何もいらない。

おめでとう、稀勢の里

そして、ありがとう、稀勢の里

 

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2004年8月札幌巡業での十両時代の稀勢の里(当時萩原)


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