UIST2016 最終日
最近アイトラッキングがまた流行ってるよねと話していたのですが、Tobiiとか使わなくてもそこそこできるようになっていて、今日のAggreGazeは、さらにノイズが多い公共スペースで見ている状況をトラッキングするという研究。見た感じ複数人でもいけてる。この手の技術は可視化のインタフェースには絶対使えるよな。
AggreGaze: Collective Estimation of Audience Attention on Public Displays - YouTube
クロージング基調講演の質疑応答でのひとこま。質問しようと挨拶するMIT石井先生に深澤さん、「いたの?」。
UIST初参戦、あっという間の3日間でした。準備に関わったすべての人にありがとう。
UIST2016 2日目
昨日のZooidsを見ていた時に、こんなのできんでないか?って考えていたのが、まさしく今日のJOLEDでした。
JOLED: A mid-air display based on electrostatic rotation of levitated Janus objects - YouTube
磁力で小さなパーティクル群の空中での位置と向き(色が変わる)をコントロールするフィジカルディスプレイ技術。
夜はバンケット
鏡開き
UIST2016マス。記念に持って帰った。
UIST2016初日
ずーっと参加してみたかったUIST初参加です。初の日本開催で632人参加のレコード。
初日で印象に残ったのは、ベストペーパーにも選ばれてた、Zooids。
Zooids: Building Blocks for Swarm User Interfaces - YouTube
動画見れば一目瞭然。ヤバい。パリ南大のFekete先生のグループとかが絡んでいるらしく、可視化の応用例が結構なウリになっていた。
TUIとATOMSの中間領域としてSwarmUIがしばらくはやりそうな感じではある。(もっとも、UISTやCHIの論文はここ数年あまりきちんと追いかけてなかったので流行りがわかってないけど。)
デモセッションで一番感動したのは、東工大佐藤さんのMlioLight。ライトで照らした領域に別情報を表示するディスプレイ技術。(下の例ではライトで照らした範囲だけ内部構造が見えているはず。)これも可視化に使えそうな技術です。