imash の日記

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EIGHT DAYS A WEEK

先日、映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』を見た。

ビートルズの存在は、音楽的に新しいかどうかはもはやどうでもよくて、その存在、行動、発言が事件であり歴史だったということがよくわかる。人種差別の残る場所での公演はしないとして会場での差別を撤廃させる件とか、史上初のスタジアムでの公演、とかとか。

映画は、ビートルズがライブ活動をどのように行い、止めていったのかを丁寧にまとめている。改めて見ると、ビートルズのライブはとにかく上手い。特にポールのベース、リンゴのドラム、そしてコーラス。シェア・スタジアムの公演とか、当時の音響設備では5万人の観客の奇声に対抗できようはずもなく、自分たちが演奏している音すら聞こえなかったという話であるが、繰り返すが、上手い。映画終了後に特典映像として、シェア・スタジアムでの30分のライブ映像が見れたが、最初から最後まで最高である。特に最後のジョンのキレキレのキーボード演奏とか。この特典映像を見れただけでも見に行ったかいがあった。

しかし、武道館での演奏はテンション低かったなー。

監督はロン・ハワード

WebDB2016初日

WebDBフォーラム2016初日。山名先生@早稲田の招待講演から始まったのですが、あいにく雨のせいか、いまいちな聴講者数。

講演そのものは大変考えさせられるというか、面白いというか、ワクワクさせられる内容だった。聞かなかった人たちはちょっともったいないかな。

前半はアメリカやヨーロッパにおけるビッグデータプロジェクトの動向ということで話をされていたのですが、NSFのビッグデータPIミーティングの分科会に出た時の話で、「分科会のトピック」として

  • 包括的テーマ
  • 成功事例
  • 障害
  • 除外するテーマ
  • イノベーションのための戦略的優先順位・投資 

について議論するという話があって、内容的に目新しいものが出てくるわけではないが、現場の研究者と役人が一緒に議論して次に何をすべきかをまとめていくことに意味があるのだ、という話が大変興味深かった。

私が2度ほど参加したことがある湘南ミーティングも、そんな感じでまとめていく感じだったので、その分野の今後の方向性を見つけていくにはこの手の試みも意味があるのだなと、再確認できた。

後半は秘密計算の話で、完全準同型暗号を用いると、データが巨大化して、計算速度が遅くなる、さらに暗号化したままデータ処理を行う際に「IF文が使えない」といった新しい制約のもとで新しいアルゴリズムを考えることがいかに楽しいのか、ということを伝えようとする講演だった。今まで存在した演算を、暗号化したままで実行するために、新しいアルゴリズムをパズルを解くように生み出していける、面白いでしょ、というお話でした。

 

写真と画家

写真という技術が生まれたことにより、 今まで写実的な絵を描いていた画家たちのあり方が変わった。写真ではできない、新しい表現が次々と生み出された。

一方、アジェのように、画家たちのために資料写真を撮り続け、 無名のまま生涯を終えた写真家もいた。 ユトリロの絵はアジェの写真無しでは生まれていないとも言われている。

今では、アジェの写真は芸術作品として高く評価されている。 下手をすると、アジェの写真を資料として使った画家たちよりも 高く評価されているかもしれない。

結論として何が言いたいのかわからなくなった。


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