ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018参戦中。エカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団のステージとYom&Quatuor IXIというグループのステージを聞いてきた。
ロシアの合唱団は、CDとか聞いてもとにかくものすごい音圧なのだが、エカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団も例外ではなく、すさまじかった。もう日本ではあんな音圧で歌う合唱団はほとんど存在しないので、あれはあれで爽快。
特にインパクトのあった曲、チェスノコフ:ロシア正教会典礼「神はわれらとともに」。動画の合唱団は違うけど、まあこんな感じ。全員がこのソリストみたいな声で歌うのでヤバイ。おそロシア。
Yom&Quatuor IXIというのはクラリネットと弦楽四重奏という組み合わせのグループ。Yomのオリジナル曲Illuminationsという1曲で45分間演奏されたのだが、これもかなりのインパクトだった。西洋音楽、コンテンポラリー、中東とかジプシーの音楽がまじりあった感じで、こういうの大好物。このクラリネット奏者、息を吸いながら音を出し続けられるみたいで何分間も途切れなく演奏を続けていた(下の動画では息継ぎしている)。
この音楽祭は、1ステージが短く、値段も手ごろなので、知っている曲だけでなくて、新しい試みのステージを気軽に聞きに行けるのがとても良いところ。明日からはどうするかな(もう面白そうなのはチケット手に入らない気もしているが)。