「嵐の前の静けさなんて、そんなものはない、それが人生。」 by ロートレック(嘘)
「N○Kです。」(以下N)
嵐は唐突にやってきた。
N:「夜分遅くに申し訳ありません。」
「こちらにはいつ頃引っ越してきました?」
俺:「はぁ、半年ほど前です。」
N:「そこのBSアンテナはお宅のですか?」
俺:「いえ、下の人のです。」
N:「BSの映りはどうですか?」
俺:「ハァ??」
N:「ですからBSはきちんと受信できますか?」
俺:「いえ、テレビ持ってません。」
N:「それではどのようにテレビをご覧になっているのですか?」
俺:「えっ・・・? テレビ見てません。」
N:「ワンセグ受信機はお持ちですか?」
俺:「いえ」
N:「それではテレビをご購入されましたらご連絡ください。」
と、連絡先も置かずに嵐は去っていった。