WWW参戦:総武線おやじ

総武線での話。秋葉原のホームで列車を待っていると、「なんか変なおじさんいるよ〜」と、ひとりのおっさんが列から出てきた。後ろから明らかに激怒しているおじさんがなにやら怒鳴りつけながら付いてくる。どうも怒っているおじさんは少し酔っているようで、初めて状況を見た我々には激怒親父は酔っぱらってちょっと変な人に思える。最初のおっさんは他の列の先頭にいきなり割り込んだかと思うと、ホームの反対側を指さして「なに、あのおばさん。変なおばさんいるよ〜」と騒いでいる。指さされているおばさんは激怒親父の親戚らしく、その時点でまわりもこのおっさんちょっとおかしいと気づき初めて、別の列へとわらわらと移動を始めた。

列車の中での話。自分の目の前で２０代半ばの女性が電話をしている。そこにさっきのおっさんが、いきなり割り込んでくる。うわーこっちくんなよ〜、と思っていると、いきなり「おばさんおばさん、携帯駄目だよ、書いてるだろ。」とすごみ始める。その女性、すっかりおびえて固まってしまう。すると「なんだよこのおばさん。へんなおばさんいるよへんなおばさん。」とまたわめき始める。自分の前に少し逃げ道をつくってあげて、その女性が逃げた後に、とりあえず道はふさいでおく。しかし、たまらんのはこっちである。そのおっさん、目の前で鼻をほじり始めて、つり革やドアになすりつけている。もう勘弁してくれ〜、と思っていると、タイミング悪く itok さんの携帯がなる。すると案の定「おじさんおじさん、あそこにかいてるでしょ、携帯の電源きりなよ」と絡まれる。