imash の日記

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ペデストリアン・デッキ

仙台駅前は、そこ全体が空中歩道の様になっている。正式には「歩行者回廊(pedestrian-deck)」と呼ぶらしい。10年前に立ち寄った際には「なんだかへんちくりんだなぁ」という印象であったが、司馬遼太郎が「街道をゆく」の中で、

仙台駅の駅前の空間は、世界のどの都市にもない造形的なうつくしさがある。色彩的にもいい。(略)タイルの色は数色をもちい、ほどこされている縞模様はあわい紫色で、印象派の陽かげをおもわせ、まことに胸がひらけてくるようなあかるい表現になっている。

と、絶賛している。
ちょっとほめすぎだとは思うのだが、この話と、ここ数年の札幌駅前の再開発とを頭に入れて、もう一度見直してみる。と、なるほど、色彩的には、あわく統一されていて趣がある。札幌駅前のようなムダな構造物もなく、「機能と表現」が実にうまくかみ合っている様な印象をうける。

回廊上の広場で仙台ゴスペルフェスティバルなるものをやっている。前回に訪れたときも何かイベントをやっていた。どちらも手作りのイベントという感じがして、うらやましかった。