imash の日記

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ひっこしで無駄なくすっきり

先日、ずいぶんと長いこと住んだ下北沢のマンションを引き払って、徒歩でわずか20分ばかり離れたマンションに引っ越した。今まで住んでいたマンションは建て替えて高齢者向けのマンションにするのだそう(今後、こういうの増えるんでしょうねぇ)。

以下、雑感。

久しぶりの引っ越しなので感覚を忘れていたのだが、やはり時間を取られる。部屋を探して、契約して、引っ越し業者を探して、荷造りして、引っ越しして、各種手続き、とそれなりに大変であった。

大変ついでにいろいろなものを新調した。冷蔵庫、洗濯機・乾燥機と古いし小さいし不便だったので新しいものに入れ替えた。家とは何にも関係ないけどスマホも本体ごと他社の格安SIMに移した。新しいスマホ(P20 Lite)は素晴らしい。ついでなので、ミニコンポも邪魔くさいので置くのをやめてSONY版のGoogle HomeであるLF-S50Gを置いてみた。これも生活を変えるくらい良い買い物だった。駅から若干離れるので自転車も10数年ぶりに購入した。なんか今まで乗っていなかったのが馬鹿馬鹿しくなるくらい行動範囲が広がった。

ここ数年、可能な限りデジタル化して、不要なものを捨てていたので、そうとう荷物が減った。つまり、いままでよりも狭い部屋に移動できた。これで別に生活レベルが下がったという気は全くしない。

むしろ、全体的にいろいろと無駄がなくなってすっきりした感じがする。

下北沢の駅からは若干離れて、笹塚の駅が近くなった。不動産屋さん曰く、井の頭通りを超えると家賃が一気に安くなるとか。じゃあ、不便になったかと言われれば、別にそんな気もしない。確かに下北沢のど真ん中に住んでいるよりは若干不便になったが、不便といっても東京の不便は全然不便なうちに入らないと実感している。

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(@boston 2017.12 写真と本文は関係なしぞう)

新しい音楽と出会うこと

ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018参戦中。エカテリンブルクフィルハーモニー合唱団のステージとYom&Quatuor IXIというグループのステージを聞いてきた。

ロシアの合唱団は、CDとか聞いてもとにかくものすごい音圧なのだが、エカテリンブルクフィルハーモニー合唱団も例外ではなく、すさまじかった。もう日本ではあんな音圧で歌う合唱団はほとんど存在しないので、あれはあれで爽快。

特にインパクトのあった曲、チェスノコフ:ロシア正教会典礼「神はわれらとともに」。動画の合唱団は違うけど、まあこんな感じ。全員がこのソリストみたいな声で歌うのでヤバイ。おそロシア

 

Yom&Quatuor IXIというのはクラリネット弦楽四重奏という組み合わせのグループ。Yomのオリジナル曲Illuminationsという1曲で45分間演奏されたのだが、これもかなりのインパクトだった。西洋音楽、コンテンポラリー、中東とかジプシーの音楽がまじりあった感じで、こういうの大好物。このクラリネット奏者、息を吸いながら音を出し続けられるみたいで何分間も途切れなく演奏を続けていた(下の動画では息継ぎしている)。

この音楽祭は、1ステージが短く、値段も手ごろなので、知っている曲だけでなくて、新しい試みのステージを気軽に聞きに行けるのがとても良いところ。明日からはどうするかな(もう面白そうなのはチケット手に入らない気もしているが)。

2017年に読んだ本ベスト3

1.サピエンス全史 (上下巻)

人類が進化とともに何(というか概念や虚構)を生み出してきたのか、それが現代にどのように続いているのか、ホモサピエンスの誕生から順に紐解いていく。とにかく面白く一気に読める。ベストセラーになったのもわかります。教養として読んでおいた方が良い本だと思う。

 

2.スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?

確か、為末大さんがツイッターで紹介(違うかもしれないが)していて興味を持ち読んでみたスポーツ科学に関する本。 

陸上の短距離で圧倒的な結果を出しているジャマイカ勢、長距離界を席巻しているケニア勢、彼らは何故強いのか?そのルーツは何なのかという話を中心に、遺伝的なもの環境的なもの、様々な要因を調べ紐解いていく。

スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学 (ハヤカワ文庫NF)

スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学 (ハヤカワ文庫NF)

 
 

3.目の見えない人は世界をどうみているのか

これは確か、東大の暦本教授がツイッターで薦めていて読んだ気がする。

目から鱗の連続で、本が付箋だらけになった。

Wiredによる著者インタビュー 

伊藤亜紗さんと、中途失明の全盲者である難波創太さんの連載「身体を巡る冒険」

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2017年のベスト3と言っていながら、2017年に発行された本がないですね。もっと最新の本も読まないと。。。


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