imash の日記

imash's blog

WebDB2016初日

WebDBフォーラム2016初日。山名先生@早稲田の招待講演から始まったのですが、あいにく雨のせいか、いまいちな聴講者数。

講演そのものは大変考えさせられるというか、面白いというか、ワクワクさせられる内容だった。聞かなかった人たちはちょっともったいないかな。

前半はアメリカやヨーロッパにおけるビッグデータプロジェクトの動向ということで話をされていたのですが、NSFのビッグデータPIミーティングの分科会に出た時の話で、「分科会のトピック」として

  • 包括的テーマ
  • 成功事例
  • 障害
  • 除外するテーマ
  • イノベーションのための戦略的優先順位・投資 

について議論するという話があって、内容的に目新しいものが出てくるわけではないが、現場の研究者と役人が一緒に議論して次に何をすべきかをまとめていくことに意味があるのだ、という話が大変興味深かった。

私が2度ほど参加したことがある湘南ミーティングも、そんな感じでまとめていく感じだったので、その分野の今後の方向性を見つけていくにはこの手の試みも意味があるのだなと、再確認できた。

後半は秘密計算の話で、完全準同型暗号を用いると、データが巨大化して、計算速度が遅くなる、さらに暗号化したままデータ処理を行う際に「IF文が使えない」といった新しい制約のもとで新しいアルゴリズムを考えることがいかに楽しいのか、ということを伝えようとする講演だった。今まで存在した演算を、暗号化したままで実行するために、新しいアルゴリズムをパズルを解くように生み出していける、面白いでしょ、というお話でした。

 

写真と画家

写真という技術が生まれたことにより、 今まで写実的な絵を描いていた画家たちのあり方が変わった。写真ではできない、新しい表現が次々と生み出された。

一方、アジェのように、画家たちのために資料写真を撮り続け、 無名のまま生涯を終えた写真家もいた。 ユトリロの絵はアジェの写真無しでは生まれていないとも言われている。

今では、アジェの写真は芸術作品として高く評価されている。 下手をすると、アジェの写真を資料として使った画家たちよりも 高く評価されているかもしれない。

結論として何が言いたいのかわからなくなった。

NHK技研公開2016

NHK技研公開2016に行ってきた。

メインの8Kと裸眼立体以外のネタでぱらぱらとメモ。

ファントムと点字ディスプレイを用いた、視覚障碍者向け誘導+点字+振動+音声ディスプレイ。点字ディスプレイはこのサイズでも100万と言っていた。思ったほど高くはなかったが、普通の人には買えないなぁ。f:id:imashimash:20160528201340p:plainf:id:imashimash:20160528201352p:plain

ハイブリッドキャストテレビの応用をいろいろ考えているようだった。広告連動とか商品誘導とか民放向けな要素も多く、民放も一緒にブースを出していた。f:id:imashimash:20160528201504p:plainf:id:imashimash:20160528201522p:plainf:id:imashimash:20160528201542p:plain


広告